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■ 小野たつや「市長 所信表明」6/12 伊東市議会6月定例会にて ■
「つくる」「楽しい」「暮らす」伊東へ
 このたびの市長選挙におきまして、市民各層の皆さま方からのご支援を得て当選の栄に浴し、第19代伊東市長として市政のかじ取りを担える喜びを感じるとともに、その責任の重大さに身の引き締まる思いであります。
 私は、伊東市選出の県議会議員として3期8年間、「これまでも これからも 有言実行!! みんなとともに」を基本理念として、観光産業の発展や社会基盤の整備などに尽力してまいりました。
 今後も変わらずこの思いを持ち続け、自らの経験と信念をもって市政運営を行ってまいります。
 さて、勇退されました前伊東市長佃弘巳氏は、伊東市民病院の開院、環境美化センター焼却炉の更新改良、教育施設の耐震化、中学校給食の完全実施、伊東市健康福祉センターの建設など、市民の皆さまの要望に応えた施策を進められるとともに競輪事業を立て直すなど、その功績は大きなものであります。
 私は、佃前市長が築き上げられた成果や思いを引き継ぎつつも、前例にとらわれることなく、市政のさらなる発展にまい進していく所存であります。
 また、佃前市長の先代の市長であります故鈴木藤一郎氏におきましては、職責を全うするために命を賭して強固たる政治姿勢を貫かれました。
 私は、鈴木氏の政治信条「協調と調和」の精神を引き継ぎ、全ての皆さまの融和を理想とし、市民の福祉の向上と生活環境の改善に向け全力でまい進してまいります。
 それでは、市長選挙におきまして約束させていただきました主要な施策につきまして、大きな三つの柱ごとに申し述べさせていただきます。

 主役は「市民」

 1本目の柱は「みんながつくる伊東市であります。
 町づくりの主役は、「市民の皆さま」であります。行政に届きにくかった若い世代の声などを私自らが直接出向いて聴き、市政に生かしていくため、「未来ビジョン会議」と「地域タウンミーティング」を設置し、ボトムアップ方式による市政運営を目指してまいります。
 また、豊富な経験や技能を持つシニア世代の活躍の場を創設し、より多くの世代の市民が集える仕組みづくりを進めてまいります。
 さらに、景観や芸術文化を活用した「滞在型リフレッシュリゾート」を南部地域に実現し、現代社会での生活におけるストレスなど未病への対応として、心身を癒やす、環境と融合した新しい湯治場の形を創造してまいります。

 入湯税活用し観光施策充実

 2本目の柱は「みんなが楽しい伊東市」であります。
 入湯税を活用して観光施策の充実を図り、市民の皆さまの夢をかなえる地域振興戦略に挑戦してまいります。
 施策の一つ目として、「にぎわいの創出」を図ってまいります。伊東駅から松川遊歩道、松川河口、オレンジビーチと市街地を含むエリアにおいて人々が交流し地域がにぎわうための施策を進めるとともに、観光客や市民の皆さまが一年を通じ楽しく過ごすことのできる仕組みを構築してまいります。
 また、フィルムコミッションを積極的に推進し、トップセールスによるドラマや映画の誘致を行うなど、新たなシティープロモーションを展開してまいります。
 施策の二つ目として「生涯スポーツのまち伊東」を目指してまいります。
 特に、ナイター設備付きサッカー場の建設に向けた準備を始めとして、陸上競技場や室内アリーナにかかる建設計画の検討、既存のスポーツ施設の活用など、市民や来遊客が楽しくスポーツのできる環境の整備を進めてまいります。
 図書館・文化ホールの建設基本構想につきましては、利用者ニーズに合った市民目線で使いやすい施設となるよう調査、研究を進めてまいります。

 高校卒業まで医療費無料化

 3本目の柱は「みんなが暮らす伊東市」であります。
 私は、市民の皆さまが描く夢や希望を形にしていくこと、そして、子どもたちや孫たちが誇りと自信の持てる郷土をつくり上げてまいります。
 施策の一つ目として、「子育て支援」の充実を図ります。
 子育てのしやすい町を目指し、就学前の1年間の保育園・幼稚園の保育料を全額公費負担とするとともに、医療費の無料化を高校卒業まで拡充いたします。また、子どもを産み育てやすい環境の整備を進めるとともに通学費の補助なども進めてまいります。
 施策の二つ目は、移住・定住施策として、暮らしやすい本市の魅力を発信するとともに、移住促進プログラムの構築や市内企業に就職した場合の育英奨学金返済全額免除制度の創設に向けた検討、若者の起業支援などを進めてまいります。
 伊東は、海、山、温泉、花、緑、そして山海の幸など非常に多くの地域資源に恵まれた美しく魅力あふれるまちであり、私は、これらかけがえのない「郷土の宝」をいつまでも大切にしてまいる所存であります。
 一方で、現在、八幡野地区においてメガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設が計画されております。
 私は、地元が反対している本計画については、地元と同じく反対の考えであり、事業者とも誠実に向き合う中で、地元の意向に沿うよう開発の見直しに向け可能な限り努力してまいります。
 結びに、市制施行70周年の記念すべき節目の年に、夢と希望を形に「未来を拓(ひら)き」、有言実行で、市民が主役の明るい伊東をつくり上げていくため、私自らが先頭に立ち、全力で市政運営に当たってまいります。