伊東版 2017年09月16日
伊東市の小野達也市長は15日、前市長の佃弘巳氏を市の特別顧問に委嘱した一番の理由として、伊豆市で2020年に開催される東京五輪・パラリンピックの自転車競技でさまざまな機関との調整役を担ってもらうためと説明した。市議会9月定例会で杉本一彦氏の一般質問に答えた。
小野市長は「適任だと判断し、私から就任を依頼した」と経緯を説明し、「東京五輪・パラリンピックに向け、これまでに培った人脈や経験に基づいた的確な助言、提言を期待している」と述べた。
民間人の立場でなく、特別顧問として意見・提言を求めることにした理由については、「明確に身分を定めることによって、東京五輪・パラリンピックにおいてさまざまな機関との調整を行いやすくなる。近隣市町からも要望があった」と説明した。