ウガンダ、福島の子ら 市長訪ね歌、踊り―伊東で五大陸交流祭

伊東版 2017年08月05日

オリジナルの歌と踊りを披露するウガンダの小学生レベッカさん(左)ら=市役所
オリジナルの歌と踊りを披露するウガンダの小学生レベッカさん(左)ら=市役所

 平和な世界を目指し世界中の子どもが交流することを目指す祭典「五大陸交流祭イン伊東」が、伊東市内で開かれている。4日、祭典に参加しているウガンダ、タイ、福島県の子ども、主催するNPO法人ハート&アース(磯野共余代表)スタッフら総勢約20人が市役所を訪問。小野達也市長と歌や踊りなどで交流した。

 言葉や文化、考えの違う子どもが自然豊かな伊東で寝食を共にし遊んだり、歌ったりしながら絆を強めてもらおうと、初開催した。

 市役所ではウガンダから来たナツクンダ・レベッカさん(13)、付き添いの教師ナツクンダ・リディアさん(35)ら参加者が小野市長に自己紹介。歌と踊りのオリジナル・パフォーマンスを披露しながら一緒に踊った。

 小野市長は「言葉が分からなくても音楽やスポーツで交流すれば気持ちが通じる。ぜひ伊東を楽しんで」と呼び掛けた。磯野代表は「最初は長旅や言葉の壁で緊張していた子どもたちも、だんだん打ち解けてきた。音楽、ゲームなどで交流してほしい」と語った。

 2日に伊東入りした参加者は11日まで市内に滞在。観光イベントへの参加や海水浴、音楽、ワークショップなどを通じ親睦を図る。

 【写説】オリジナルの歌と踊りを披露するウガンダの小学生レベッカさん(左)ら=市役所

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