伊東版 2018年10月02日
議論や要望は首長会議で
伊豆半島7市6町首長会議(会長=小野達也・伊東市長)が1日、伊東市役所で開かれ、一般社団法人(一社)と任意団体の美しい伊豆創造センター(美伊豆)の一社への統合後の業務整理や派遣条例などの整備について協議した。
任意団体が担当してきた観光振興と地域づくりに関する業務は一社に集約し、行政課題の議論や国への要望活動は首長会議で実施することを決めた。
派遣条例などの整備が必要な市町は、12月定例会か困難な場合は来年の3月定例会で行う。
任意団体が運営を民間委託する横浜・中華街のアンテナショップは費用対効果を含めて多くの意見が出されたが、来年4月からは一社が引き継ぎ、2020年2月の計画期間まで継続していく。市町負担金の試算についても確認した。
一社と任意団体の美伊豆は来年4月1日の統合が決まっている。今後、両組織は11月中に予算案や組織解散、残余財産の取り扱いなど統合に必要な議案を提出し、議決を得た後、さらに、来年3月末までに臨時総会を開き、統合に関する議決を得る。
【写説】美伊豆の一般社団法人への統合に向け、派遣条例の整備などについて意見交換する出席者=伊東市役所