伊東版 2018年11月14日
■「今後、さらに研さん」
伊東市は13日、市役所で本年度の「技能功労者表彰式」を開き、さまざまな分野で“この道一筋”で技能を磨き、後進の育成に努めてきた60~80代の11人をたたえた。小野達也市長が一人一人に賞状と記念品を手渡した。
あいさつで小野市長は「表彰を受けるのは本当に限られた人であり、苦労に敬意を表する。今までの道のりを家族の誇りとして大切にしてほしい」と言葉を贈った。井戸清司議長、伊東商工会議所の杉本正人会頭も祝辞を述べた。
受賞者を代表して内田興司さん(木製建具製造士、荻)は「身に余る光栄。受賞を機に今後もますます研さんに励む。伊東市、業界の発展に全力をささげ、後輩の育成も図っていく」と決意を語った。
技能功労者表彰は1997年度から始まり、受賞者は本年度の11人を含めて450人となった。
内田さんを除く受賞者は次の人たち。
白井春光(調理師、荻)▽斎藤ミチエ(鍼灸マッサージ師、川奈)▽春田幸保(造園師、玖須美元和田)▽山梨哲夫(農耕作業者、同)▽滝沢静夫(菓子製造工、松原本町)▽斎藤桂一(干物加工工、同)▽宮本敏一(建築士、大原)▽小川俊彦(配管工、池)▽小林泰寿(左官工、十足)▽金子淳一(とび工、八幡野)
【写説】小野市長から賞状を受け取る技能功労者=伊東市役所