「元号改定、変革へ対応を」 伊東の経済3団体が賀詞交歓会 - 伊豆新聞

「元号改定、変革へ対応を」 伊東の経済3団体が賀詞交歓会

伊東版 2019年01月05日

賀詞交歓会で年頭のあいさつをする杉本会頭=伊東商工会議所
賀詞交歓会で年頭のあいさつをする杉本会頭=伊東商工会議所

 ■DC、五輪向け協力誓う

 伊東商工会議所(杉本正人会頭)、伊東観光協会(稲葉良司会長)、伊東温泉旅館ホテル協同組合(稲葉明久理事長)は4日、伊東市銀座元町の同商議所で新春合同賀詞交歓会を開いた。経済3団体の役職員、市内の観光商工関係者、市や県の幹部、国会議員、県議、市議ら総勢約200人が出席。今年一年の地域経済発展への協力を誓った。

 杉本会頭は「5月には皇位継承で元号が改定されることから、数々の業務が変革する。10月の消費税引き上げに向け、中小企業や小規模事業者が円滑に価格転嫁できる環境が必要になる」などと展望を述べた。さらに今年は自身が年男である亥(い)年であることに触れながら「伊東商議所は今年創立70周年の節目を迎える。目標を掲げ、その達成に向け猪突(ちょとつ)猛進することで新たな時代に対応したい」と力を込めた。

 小野達也市長は、今年行われるJRグループの大型観光宣伝・静岡ディスティネーションキャンペーン(DC)や、ラグビー・ワールドカップ、来年の東京五輪・パラリンピックといった好材料を挙げながら「伊東の発展に向け、皆さんとともに情熱を持ち、官民一体で進めていきたい」と強調した。

 中田次城県議は「今年は静岡DCなど大きなチャンスが伊東に来る。チャンスを逃さず、特にロケーションツーリズムと若者の移住・定住促進に力を入れたい」、渡辺周衆院議員は「米中間貿易の“冷戦”が始まり国際経済の先行きが不安な部分もあるが、地域と国の繁栄が連携するように、皆さんと一緒に取り組んでいきたい」などと語った。

 【写説】賀詞交歓会で年頭のあいさつをする杉本会頭=伊東商工会議所

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