遺体収容所指定など協議 観光会館別館か体育C―伊東市防災会議 

伊東版 2019年03月24日

防災会議であいさつする小野会長(中央)=市役所
防災会議であいさつする小野会長(中央)=市役所

 ■計画修正案を承認

 本年度の伊東市防災会議(会長・小野達也市長)が22日、市役所で開かれた。同市地域防災計画での遺体収容所の指定、伊豆東部火山群の噴火影響範囲の見直しに伴う修正案などについて協議し、承認した。

 遺体収容所は寺院、適当な場所がない時は広場や避難所に仮設するとしていたが、観光会館別館か市民体育センターを使用することにした。市は東日本大震災で遺体を集中して収容する必要があったことを教訓にした、と説明した。

 伊豆東部火山群の噴火の影響が及ぶ範囲は、これまでの2キロから陸域は3・5キロ、海域は3キロに見直した。県の修正に伴う災害時の緊急輸送ルートの通行確保などについても記載した。

 小野会長は「日頃の備えが大事。市も市民、観光客の生命、財産を守るよう努めていく」と話した。

 防災会議は市や市議会、県、警察、交通機関、医療、商工、観光関係団体らで組織し、年1回開催している。

 【写説】防災会議であいさつする小野会長(中央)=伊東市役所

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