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伊豆の未来にワクワク—伊豆新聞「伊豆路」より転載—
  • 伊豆の未来にワクワク

    現在の伊豆半島は、少子高齢化による人口減少や産業基盤の脆弱(せいじゃく)化など、さまざまな社会構造の変化がもたらした深刻な課題と直面しています。ここで暮らす私たちは、各自治体と民間で力を合わせ、伊豆のポテンシャルを最大限に発揮していかなければなりません。

    今月は、下田の黒船祭、伊東の伊東祐親まつりなど、史実に基づいた伝統文化事業が催されました。見る人を魅了し、感動を与える素晴らしい伝統文化が各地で継承されています。これをさらに発展させる新規の企画も盛りだくさんです。

    一方で、現在急速に進んでいるキャッシュレス化への対応は遅れ気味で、伊豆を訪れるお客さまから「観光地なのにクレジットカードや電子マネー、スマホ決済などが利用できない」といった不満の声が届いています。国では、今年10月の消費税率引き上げに伴い、キャッシュレス化の推進と消費者への還元を兼ねた補助事業を予定しており、中小・小規模事業所の皆さんには大きな好機となります。キャッシュレス決済に必要な端末機の導入費用が100%補助されるほか、決済手数料も来年6月まで補助されます。近い将来には決済手数料も下がるものと予想されます。伊東市内4千を超える事業所のうち、商工会議所加盟の1518の事業所にはセミナーなどの案内がありますが、伊豆全体での周知は不十分ではないかと懸念しています。

    世界ジオパークにも認定された素晴らしい景勝地に恵まれ、韮山反射炉は世界文化遺産に、ワサビは世界農業遺産に認定されるなど、グローバル化して、観光客をお迎えするときがやってきています。伊豆地域の新たな社会インフラシステムとして全ての商工事業所がキャッシュレス化に取り組まれたら、全国先進地域となり、話題性やホスピタリティー(おもてなし)も向上、海外からも注目されると思います。想像するだけでワクワクしませんか。